宮尾酒造の創業は文政2年(1819)。蔵を構える新潟県村上市は、酒造好適米を産出する米どころ。
また、酒の味に影響を与えると言われる水は、敷地内の清冽な井戸水を仕込みや洗い水などに使用しています。 この地下水は、鮭の遡上で知られる三面川の伏流水で、きめ細かな甘みを持つ軟水です。
宮尾酒造の酒造りでは、吟醸酒でも大吟醸の、本醸造でも吟醸酒の表示ができるくらい精米した原料を使い仕込んでいます。
ぜひ、一度味わっていただきたい、新潟の地酒です。
菊水酒造は、新潟県新発田市で明治14年(1881)造り酒屋として創業。「菊水」は明治43年に商標登録されています。
『太平記』十三巻(龍馬進奏の事)における『菊慈童』という能楽より、菊の水は不老長寿をもたらすものであり、これに因み酒銘「菊水」が誕生しました。
缶入り生原酒「ふなぐち菊水一番しぼり」は、昭和47年(1972)に日本で初めて缶入り生原酒を商品化されました。ご家庭でも冷蔵庫で冷やして、夏でも美味しくお飲みいただけます。
村上は、古くから酒造りの盛んな土地でした。
江戸時代、井原西鶴は「好色一代女」に、「村上のお大尽(だいじん)が、京都の島原で、廓(くるわ)遊びをしたときに、京都の酒はまずいからと、村上の酒を持ち込んで飲んだ」話を入れています。 大洋酒造株式会社の歴史は、地元の古い14の酒蔵が合併した時から始まります。
1945年に下越銘醸株式会社、酒名「越の魂(たま)」として発足し、その5年後に社名を大洋酒造株式会社、酒名を「大洋盛」に改名しました。
このように会社設立は、昭和の時代ですが、母体となった各酒蔵の歴史は大変古く、井原西鶴の「好色一代女」創刊よりも前の寛永12年(1635年)創業の蔵もあり、営々と酒造りを続けてきた歴史と伝統を誇りとしています。
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朝日酒造のふるさとは、新潟県長岡市越路地域。水田と里山が豊かに広がる風景には、春は新緑、初夏にホタル、秋の紅葉、冬の雪と四季折々の表情が浮かびます。
1830(天保元)年に久保田屋を創業した朝日酒造は、以来200年近くに渡って真摯に酒造りを続けてきました。創業の地は、まさに酒を造るにふさわしい場所。酒造りの根幹となる「水」と「米」、そして「人」を育み、脈々と受け継がれてきた智慧と技によって、その味わいを研ぎ澄ませてきた酒蔵です。
青木酒造は全国を代表する豪雪地帯、新潟県 南魚沼市に位置する造り酒屋です。
1717年の創業以来、300年もの長きにわたり絶えることなく酒づくりを続けています。
「鶴齢」に代表される青木酒造の酒は、雪国のもたらす様々な恵みと越後杜氏による伝統の技によって生み出されます。
「淡麗辛口」が多い新潟の酒の中で、酒米本来の旨みを残した「淡麗旨口」の酒造りを目指し、次の100年へと、その味を受け継いでいく酒蔵です。
ぜひ、一度味わっていただきたい、新潟の地酒です。
諸橋酒造は弘化4年(1847年)創業で、新潟県長岡市(旧栃尾市)で酒造りを行なってきました。
栃尾地域は歴史資産にも恵まれた所です。
戦国武将が群雄割拠した時代に越後が輩出した英雄「上杉謙信」は、栃尾で多感な青年期を過ごし、 その当時は元服名「長尾景虎」を名乗っていました。
その後栃尾を発ち、家督を相続して越後を平定し、関東管領となりました。
その偉業は清廉な人柄と共に現代まで語り伝えられ、栃尾には今でも「景虎」の足跡が数多く残されています。
「越乃景虎」はこの地と歴史との縁によって名付けられました。
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